2021年度 第2回 里山あそび隊活動報告

第2回 郷土の祭りを学ぼう

池田で370年以上続く伝統のお祭り
がんがら火祭りについて学びました。

隊長からのがんがら火祭りを見た事がある人?との質問に
対し実際に見た事のある人は意外と少ない様です。

毎年8月24日に五月山に2つの火文字が灯り
大松明が対をなし池田のまちを練り歩く
城山町と建石町の2つの町のお祭りが合わさった祭りです。

がんがら火祭りは1644年(江戸時代)にスタートしました。
なんと、今から377年も前です。
今回の活動ではお祭りの時に使用する
大松明を作る作業場の見学と祭りの様子を映したビデオを鑑賞します。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために
先に作業場を見学する班とビデオを見る
2つのグループに分かれて行動します。

作業場では、がんがら火保存会の皆さんからお話を伺いました。
大松明の大きさは4m重さは100㎏!


松明に使用する松の枝の匂いをかいでみると、スーッとする良い匂いでした。
実際に松の枝に火をつけ燃える様子を見せていただきました。

お祭り当日に松明がどの様なコースを通るのか教えていただき
お祭りで鳴らす半鐘も見せていただきました。

副会長が鐘を叩く音の大きさにビックリ!

隊員達も鐘を叩かせていただきました。

子ども松明で使用する松明を持たせてもらったり
当日に着る衣装を着させてもらった隊員もいました。

見学の後に記念品のタオルもいただきました。

 

 

ビデオで当日にお祭りがどのように進行していくか確認しました。
大松明の練り歩きは、愛宕神社でいただいた火を
小松明へ移し五月山のふもとで大松明と付け替えながら町を巡行します。

大迫力の大松明の炎にみんな釘付けです。

今年は、新型コロナウイルスの影響を受けて
規模を縮小しての実施となりますが
来年は、ぜひ夏の夜を焦がす
池田の伝統の火祭りを見に行ってください。

子ども達の感想から
・たいまつを見ておもしろかった。
・がんがら火祭りには小たいまつと、大たいまつがあるとわかった。
・たいまつをかついでいる人は、かたがやけどしていることにびっくりしました。
・かねをたたいたのが楽しかったです。わたしも来年小たいまつをかつぎたいです。
・たいまつおもいんだね。かつぐ人大変だ!!
・すごいりょうの木
・松をにおったけど何か変なにおい?すっぱいにおいみたいだった。
・まつのねっこをつかっていたんだと思った。
・がんがら火祭りにはいろんな歴史があってすごかった。
・ビデオをみているときひがひとにあたりそうでこわかった。
・こまくがやぶれそうになるほどかねがうるさかった。
などなど

※活動の際にお知らせした緑のセンターのイベント

 ハワイアンステージ8/8(日)は緊急事態宣言の発出を受け中止になりました。